英国グラスゴーで開催されているCOP26、ホストの英国が成果を出すのに躍起になっているようですが、大した成果もなく終わりそうです。
COP26において、2040年までにガソリン車の新車販売を停止し、全てをゼロエミッション車とする宣言に、日本や米国、中国、ドイツ、フランス、韓国などの主要国は参加しなかったとのこと。
英国はEVの開発を急いでいて、先行者利益で世界市場での競争力を得ようとしているそうですが、世界の主要国がついてきてくれません。
自動車産業が経済を支えている国々で、部品点数の少ないEVしか販売してはダメということになれば、下請けもろとも奈落の底へ落ちるでしょう。そんなこと、するはずないですよね。
他にも問題があります。中国の補助金漬けで限界まで安価にして売られるEVと競争なんて出来そうにないこと、化石燃料への投資が減少すればエネルギー危機が起きやすくなり国民生活を直撃するということ。
バランスの問題だと思いますが、とにかく環境主義者の頭の中はカルトのようなもので、例外を一切認めようとしないので困ります。
おっと、そういえば東京都はガソリン車の販売を禁止しようとしていましたね。政治家がお粗末だと都民も大変。早く知事が変わることを祈ります。