進撃の巨人グッズ、マーレの腕章が、人種差別の象徴であると非難され販売中止に追い込まれています。
◎ニュース記事
◎ニュースのポイント
マーレの腕章は、作中で『悪魔』であるエルディア人と他人種を区別するために設け られた腕章。エルディア人は腕章をつけずに外出した場合は罰則を受けることになる。
グッズとして受注販売しようとしたが、SNS等で非難され、民族差別の象徴として描かれたものを安易に商品化するものとして、販売中止となった。
政策委員会は謝罪している。
◎腕章が民族差別の象徴とされる背景は?
第二次世界大戦期、ナチス・ドイツがその占領地において、差別されるべき存在とされたユダヤ人を識別するための標識として、ユダヤ教、あるいはユダヤ民族を象徴するダビデの星を縫い付けた腕章をつけさせたことが背景。
◎もう買えないのか?
純粋に進撃の巨人が好きで、エルディア人が好きだから腕章が欲しいという人は、公式でなくともコスプレグッズがあるので、購入しておきましょう。
そのうちこちらも販売中止になるかもしれません。
◎感想
ナチス・ドイツによる民族浄化は世界的なタブー。東京オリンピックでも、演出家がナチスをネタにするようなコントをやっていたことが問題となり辞任に追い込まれましたよね。
さらに悪いことに、今回問題となったマーレの腕章には星印のような印があり、ダビデの星である六芒星を想起しやすいデザインです。
まあ、問題にならないうちに販売中止となって良かったでしょうね。