中国の拡張主義をアメリカのブリンケン国務長官が非難しました。
◎ニュース記事
◎ニュースのポイント
ブリンケン米国務長官は台湾海峡情勢について、中国がここ数年、軍事的挑発などで現状変更を試みていると非難。
台湾有事は多くの人にとって「恐ろしい結果」をもたらすと警告。
「中国の指導者が危機を助長しないよう極めて慎重に考えることを望む」と訴えた。
◎コメント:台湾が侵略されれば次は日本だ
中国は既に超大国としてアメリカと覇権を争う力を持っています。まだ世界が中国の台頭を容認していないのでよいですが、実力行使に出た場合にはどうなるか分かりません。
中国は今年に入り過去3回目となる「歴史決議」を行っています。これは世界の覇権に向けた宣言と見てよいと私は考えています。習近平の目が黒いうちに、世界の覇権に挑戦するのではないでしょうか。
相互依存関係が進んだ国際社会で、経済力をテコに影響力を拡大していく中国をこのままにしておいてよいのでしょうか。台湾が侵略されるようなことがあれば、次は尖閣諸島、沖縄を獲りにくるに違いありません。
世界が平和であるということはそれなりの努力をしなければいけないのに、日本は相応の努力をしているでしょうか。
今のようなアメリカ頼みでは、国際情勢が変わったときに対応できないのでは。国民の生命や財産が他国に蹂躙されても、黙って見ていなければならないような事態だけは避けなければなりません。
近年では日本の都市が中国人だらけになるなど、内面から既に侵略が始まっている感もあります。
世界のフェーズが変わったことに目覚めて、自由主義陣営として自ら中国と対峙する気概を持つ必要があります。政治家では安倍元首相が気概を持っているようですが、少数だと思われます。
中国は公式に「頭を割られて血を流すだろう」などと言う国であり、まともな国ではありません。親中派の人達も、そろそろ目覚めて中国への対峙の仕方を真剣に考えてほしいと思います。