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岸田首相「賃上げに攻めの姿勢」協力要請、消費は増えるのか?

新しい資本主義を掲げる岸田首相、「賃上げに攻めの姿勢」って労働組合みたいで面白いですね。企業の優遇税制とセットのようですが、賃上げしても個人消費が増えなければ意味がありません。

 

◎ニュース記事

news.yahoo.co.jp

 

◎ニュースのポイント

 岸田文雄首相は5日、東京都内で開かれた経済3団体の新年祝賀会であいさつ。

 「日本経済の局面転換に弾みをつけるためにも、賃上げに攻めの姿勢でご協力いただけるようお願いする」と要請。 

 「新型コロナウイルス禍からのリバウンドと新時代への挑戦が重なるこのタイミングを官民でしっかり捉え、局面転換していかなければならない」と強調。

 

◎賃上げしても消費は増えない

 狙いは企業の負担を優遇税制で軽減する代わりに賃上げしてもらいたいということでしょうが、今の状況で個人消費が増えるのか疑問ですね。

 景気低迷が予想され、しかも長期的な資源インフレの可能性がある現状では、給料が増えても将来に備えて貯金に回す考えの方が多いのでは。賃上げしても経済効果は限定的だと思います。

 また、バブル崩壊以降、私たちは「安くてよいもの」しか買わなくなりました。ブランド品とか下手に持っていると逆に「ダサい」と言われます。ユニクロのような安価な洋服をオシャレに着こなすのが「当たり前」のような状況。日本人の物欲は相当減退しています。

 なので少し給料増えたくらいでは余計な出費はしないでしょうね。自分の周りを見てもそう思います。

 

◎経済成長が無い限り消費は増えない

 逆に将来長期的に経済成長すると皆が思えば消費も増えるでしょうね。やはり成長と分配は経済成長が前提ということです。まずはしっかり成長戦略を練ることから始めた方がよいのではないでしょうか。

 例えば、法人税を減税して日本から出て行ってしまった企業を国内に呼び戻すとかした方がよっぽど効果ありそうが気がします。

 それと、原子力発電を戦略的に稼働させてエネルギーコストをさげるとか、できることはありそうですが、どうでしょうか。

 そんな感じで思いあぐねていたら、「新しい資本主義」って全然ダメだなという結論になりました。

 それと、この発想はいわゆる「脱成長」と親和性があると感じています。「脱成長」は、「成長しなくてどうすんの?」とつっこみ入れたくなるほどシンプルなゴミ思想だと思いますが、巷ではかなり流行ってます。

 「新しい資本主義」のベースにある考えってこういうゴミ思想かもしれません。それなら当然ダメですよね。

 これも今後の推移に要注目です。