本業が忙しくて更新できずにいる間に、自民党総裁選も終わってしまいました。まあ、河野氏にならなかったのは幸いでした。再エネ100%とか言ってる人達には気を付けた方がいいです。
中国は脱炭素の取り組みを進めようとした矢先に電力危機に陥っています。
政府が環境対策として石炭を主燃料とする火力発電所の抑制に動いたことが主な要因で、全国の約3分の2の地域で電力供給の制限が実施されている模様。
恒大集団による不動産バブル崩壊危機の次は、電力危機ですね。世界経済への波及が危惧されています。
電力事業は費用逓減産業です。補助金漬けの再エネにより分散化しても、ベースロード電源は確保しておかなければならず、国全体のコストはバカ高くなります。結論としては、原子力発電を推進するしかないというのが今の世界の流れでしょう。
供給制約は一党独裁の中国だからできる荒業でしょうが、いつまでもちますかね。
共同富裕による不動産バブル崩壊、気候変動対策による電力危機、この二つは似ているところがあります。二つとも、世界経済フォーラムが提唱する持続可能な社会に向けた取組に起因する危機ですよね。