金利を上げることができない日銀。海外との金利差は開くばかり。ここからもっと円安になってもおかしくありません。首相はインバウンド観光に期待しているようですが、どうなんでしょうか。
◎ニュース記事
◎ニュースのポイント
岸田文雄首相は5日、福島県郡山市内で開かれた会合で、10日から外国人観光客の受け入れを再開することについて「円安が大きな議論になっているが、外国から観光客が来れば円安は追い風になる」と述べた。
首相は「インバウンド(訪日外国人旅行者)は地方を元気にする大きな可能性を持っている」と強調。「福島においてもこうした動きを捉えて前進していただきたい」と呼び掛けた。
◇外国の富裕層に期待する国になった
ジャパン・アズ・ナンバーワンなんて言われていた頃から、とんでもなく変わってしまった気がします。
円安で輸出が増えるとか、そういうこともなくなりました。
国力が衰退し、円の価値が下がっている。もうすぐ先進国であることが信じられないくらいひ弱な国になってしまうかもしれません。
危機的な状況が訪れようとしているのに、外国の富裕層に買い物バンバンしてもらって儲けましょうなんて、情けなくないですか。
このままでは、東南アジア諸国にも抜かれてしまうでしょうね。
といっても、日本が復活する方策なんてそう簡単に見つかりません。真綿で首を絞められるように衰退していくだけでしょう。
◇ネットの反応
値上げ値上げで末端の一般国民の生活を犠牲にしてでもインバウンドを推し進める。
ほんとにそれでいいのか?
一般国民の生活が行き詰まって崩壊して飢えて命を落としても、海外からの観光客が来ればそれでいいのか!?
1日に入国する外国人は最大2万人。円安で物価高に苦しむ日本人は1億2000万人。全く釣り合ってませんが。