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岸田首相が所信表明演説、「新しい資本主義」は亡国の道

岸田首相が所信表明演説を行いました。「新しい資本主義」による成長戦略を説いていますが、再エネ最優先とするエネルギー政策によって日本はスタグフレーションに突入すると私は考えています。

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◎ニュース記事

www.jiji.com

 

◎ニュースのポイント

 岸田文雄首相は新型コロナウイルス対策などで過去最大規模となった経済対策の重要性を強調。「バラマキ」批判に真っ向から反論。
 特に力を込めたのが「新しい資本主義」。過度な市場依存によって「格差や貧困が拡大し、気候変動問題が深刻化した」とこれまでの弊害を指摘。

 「数世代に一度の歴史的挑戦」と位置付け、「日本の底力を示そうではないか」と呼び掛けた。

 

所信表明演説全文

 こちらからご覧ください。

www3.nhk.or.jp

 

◎コメント:亡国の道へ突き進む日本

 そもそも新しい資本主義とは何かということですが、これは世界経済フォーラムの「グレート・リセット」を下敷きにした思想だと思われます資本主義により格差や気候変動が起きてしまったから、社会のデジタル化を推進しながら成長一辺倒を止めて持続可能な社会を構築しようという思想です。つまるところ社会主義の亜種みたいなものですね。

 聞こえはよいですが1億総貧困化を招きかねない思想であって、注意しなければなりません。中国の「共同富裕」も同根だと思われます。

 

waterwoodnews.hatenablog.com

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新しい資本主義において提唱されている「デジタル田園都市国家構想」はなるほどというか、腑に落ちるのでよいのですが、エネルギー政策が最悪です。社会のデジタル化へ向けた地方への投資やいかなる経済策も、再生可能エネルギーを最優先とするエネルギー政策によってムダになってしまうのではないかと憂慮します。

 

世の中が新し技術により電動化していくことは構いませんが、使用する電力を再エネに過度に依存すると、バックアップとして原子力発電や火力発電の設備がどうしても必要になります。天候が不安定になったとたんにエネルギー危機が起こり、世界中で資源インフレを引き起こしている現状を見れば、バックアップ電源の大切さが分かると思います。

 

しかし、化石エネルギーへの投資が減少し、原子力の活用も真剣に考えない現状で再エネ最優先を掲げれば、電気代を含むエネルギーコストは高騰することになるでしょう、それはコストプッシュインフレを引き起こし、産業の空洞化を招き、スタグフレーションを招くと考えます。しかも長期的に。

 

日本が行うべきは新しい産業を興すことですが、再エネ産業は国の補助金無しでは成り立たない経済合理性の無い産業です。これをいくら育てたところで効果は小さいでしょう。特に再エネ発電事業などは、バックアップ電力の設備投資が余計に必要となるためトータルでコストが激増してしまいます。そのコストを負担するのも国民です。

 

ということで、ベクトルが経済成長を放棄する社会主義的な思想であり、再エネ最優先を掲げているため、「新しい資本主義」は亡国の道となると私は思います。

 

なお、インフレは一度起きてしまったらなかなか止めることができません。国の借金が激増している今日では、容易に金利を引き上げることもできないでしょう。結局日本はかなり苦しい段階に来ていると思います。

 

「数世代に一度の歴史的挑戦」は、挑戦する前から負けているのでは。岸田首相から目が離せません。