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日銀に金融緩和の出口戦略なんてあるの?日本は窮地に立たされる

 

世界が金融緩和に動いてから長い年月が経過しました。アメリカの景気を見ると金融緩和の効果があったように思えますが、日本の金融緩和には疑問符が付きます。

日本では株価を上げる効果しかなかったのでは?日本の労働生産性 OECD38か国中23位、 G7では最下位となっています。

世界インフレ襲来

世界インフレ襲来

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そして、こんなヘタレな状況で資源インフレになってしまいました。脱炭素社会に向けて化石エネルギーへの投資が減少したことによる資源インフレは、おそらく長期化するでしょう。

各国はすでにインフレを見越して金融緩和の出口戦略を模索し始めています。具体的には金利の引き上げです。

 

◎ニュース記事

www.jiji.com

 

◎ニュースのポイント

 欧米の中央銀行はインフレ圧力の高まりから金融緩和の正常化を進めているが、日本では日銀が掲げる2%の物価目標の実現がなお遠い。

 「欧米のように金融政策の正常化に向けて動きだすことにはならない」。黒田総裁は昨年末の記者会見で、マイナス金利政策など大規模緩和を粘り強く続ける考えを強調。
 海外ではイングランド銀行(英中央銀行)が昨年末に利上げに踏み切った。米連邦準備制度理事会(FRB)は年内に3回程度利上げするシナリオを描く。
 日銀が正常化に動けず、内外の金利差拡大から円安が進めば、原油や原材料など輸入品が一段と値上がりしかねない。

 

◎日銀に出口戦略など無い

 インフレを考慮して金利を上げようとすると、今まで湯水のように発行してきた国債に評価損が発生、価格も暴落します。

 なので今の状態ですぐに金利を引き上げることはできないはず。となると、日銀に出口戦略など無いことになります。政府が増税して需要を抑えるくらいしか対策なんて無いのでは。

 これが異次元緩和の副作用ってことですね。消費税の増税しながら出口を見つけていことになるのでは。炭素税ってのもアリかもしれません。

 まあ、企業は海外に出て行ってしまうと思いますが。日本の企業や技術が海外に買い叩かれるようなこともあるかもしれません。

 

◎それでもインフレはやってくる

 資源インフレが長期トレンドであり、世界が利上げすることによる円安で輸入物価が上がるとなると、日本国内におけるインフレは必至でしょう。スタグフレーションなんてのも現実味を帯びてきます。

 日本が先進国として存在し続けることができるかどうかの瀬戸際に私たちはいるのかもしれません。

 じゃあどうすればいいのか?ですがよく分かりませんね。今のままではいけないことは分かりますが、具体的に何をすべきなのか?

 こういう危機的状況をマスメディアが報じないから日本の国力はどんどん落ちて行ってしまいます。みんな一緒に考えましょう。