侵攻するのかしないのか、はっきりしない情勢が続きますが、ニュースを見ていると自体がどんどん緊迫してきているように思います。ロシアが侵攻するとすればいつなのか?「祖国防衛の日」前後が怪しいと考えます。
◎ニュース記事
◎ニュースのポイント
米国を拠点とする民間企業マクサー・テクノロジーズは、ロシアがウクライナ周辺に「かなりの規模」の軍部隊を新たに投入したとする人工衛星画像を公開。
9~10日に撮影された画像によると、新たに軍が投入されたのはロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島のほか、ロシア西部とベラルーシ。
ロシアが合同軍事演習を実施しているベラルーシでは、ウクライナとの国境まで25キロ未満に位置する飛行場に、軍部隊や軍用車両、ヘリコプターが新たに投入された。
ロイター通信が10日にマクサーから受け取ったメールによれば、ウクライナ国境まで約110キロにあるロシア西部の演習場にも最近「大規模部隊」が到着した。
◇ロシアは2月に侵攻する
軍事衝突が近い将来本当に起きるのかどうか、真偽不明で憶測が飛び交っていますが、私は2月にロシアがウクライナに侵攻すると思います。
そう思う根拠を書いてみると、
・バイデン米大統領はロシアが2月に侵攻すると警告
アメリカのバイデン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領と1月27日に電話で協議した際、ロシアが来月ウクライナに侵攻する「確かな可能性」があると警告しています。何らかの情報を持っているからこその警告でしょう。
・侵攻するならヨーロッパがエネルギー危機下にある冬季
脱炭素化の流れで現在ヨーロッパはエネルギー危機に陥っています。もしロシアが天然ガスのパイプラインを止めて、ヨーロッパへの天然ガスの供給が無くなれば、欧州諸国は戦争に身が入らなくなるはず。燃料需要の多い冬季に侵攻すれば、ロシアは戦争を有利に進めることができるはずです。
・ジョセフ・ティティルが2月22日に重大な出来事が起きると預言
有名な預言者であるジョセフ・ティティル氏が、2月8日の動画において、2月22日に重大な何かが起きると預言を公表しました。
サイキックを信じるかどうかは別として、数々の預言を的中させてきたティティル氏の預言には注意がひつようです。この重大な出来事というのがロシアによるウクライナ侵攻である可能性は低くないと考えます。
・2月23日はロシアの「祖国防衛の日」
「祖国防衛の日」とは、ロシアの祝日です。祖国防衛に携わった軍人を称えるもので、1918年にソ連の赤軍がドイツ軍との戦いに勝利したことに由来しています。
近年では軍人に限らず男性にプレゼントを贈る、日本のバレンタインデーに似た「男性の日」として定着しているとのことですが、現在の国際情勢の下では不穏な日となりそうです。
国内世論の統一や士気を高めるためにも、この23日前後に侵攻するのがロシアにとってはベストではないでしょうか。
◇最悪の事態は中国の台湾同時侵攻
北京オリンピックが2月20日に閉幕します。その直後の22日に、ロシアのウクライナ侵攻と期を一にして中国の台湾侵攻が行われるとすれば、アメリカもてこずるに違いありません。これは最悪の事態ですね。
オリンピックの余韻が冷めないうちに虚を突いて台湾を併合するというシナリオも、全くの想定外とは言えないでしょう。
エネルギー危機のヨーロッパ、ウクライナ情勢に対応しなければならないアメリカ、何もできない日本。そんなことにならないことを祈ります。
世界中のみなさん、平和を祈りましょう。