小、中、高、大と同じ学校に通った親友のK君が、中国で行方不明になりました。
中華系企業で働いていたはずのK君ですが、2020年末頃から音信不通となっています。
どこかで元気でやってると信じながら、K君の数奇な人生について書き留めておきたいと思い記事を書きます。
◎前回の記事
K君が僕を貧乏人のような目で見るようになりましたが、親友という関係性は壊れることもなく続きました。
僕はK君に何故金遣いが荒くなったのか何度も尋ねましたが、教えてくれませんでした。ただ、K君は僕に感謝していると言っていました。苦しい時の支えとなっていたようです。
その年の夏、お盆休みあたりに再びK君と再会すると、K君はさらに裕福になったかの振る舞いをするようになっていました。高級車の話をしたり、彼女が出来てどこそこの高級料亭、政治家が利用するような料亭で食事をしたとか、そんな話をしてくれました。
K君は、「毎日80万円稼いでいる」、「お前達が手が届かないところへ行ってやる」と言いました。ようやく僕はK君は成功したのだと確信しました。
この時、僕には嫉妬のようなものはありませんでした。今までのK君の苦労を考えて、純粋に「良かった」と思っていました。むしろ、いつか二人で何か事業でもできたらと夢を膨らませてました。その時は。なにせ、親友でしたから。
毎日K君から観光地の写真がラインで送られてくるようになり、彼女と楽しい時間を過ごしていることが分かりました。
一体何をしてそんなに金を稼いでいるのか、全く分からない状況のまま、数か月を過ぎた頃、事態は急展開を迎えます。
季節は冬になっていました。ある日K君から電話がありました。いつもはラインで連絡してくるのにおかしいなと思いながら、僕はK君の電話に出ました。K君は、開口一番、「10万円貸してくれないか」と言いました。
僕はその時、一瞬ですべてを理解したような感覚になりました。おかしいなと思っていたK君の金遣いの荒さ、働いているように見えない毎日。何か悪いことがあったのだと直感しました。
僕は理由も聞かずにすぐに「分かった」と言い、口座を聞いて振り込みました。
後で聞いたことですが、K君はこの時消費者金融や友達からも金を借りたようです。親戚の叔母さんに金を借りようとして断られたとも言っていました。
「あの時、理由を聞かずに貸してくれたのは、お前だけだった」と、僕はK君からさらに感謝されることとなります。
結局、K君は消費者金融から借りた金を返すことができずに、バックレます。携帯電話が変わり、銀行口座は母親名義のものを使うようになりました。
住む家も追われたようで、ネットカフェに寝泊まりするようになりました。ちょうどその頃、ネット難民がはやっていましたが、K君はまさにその一人でした。
僕は心配になり、さらに金を貸そうかと言いましたが、K君はその提案を断り続けます。僕にこれ以上迷惑をかけたくなかったのだと思いますが、少ないながらも定期的な収入もあったようです。
K君はここから1年半ほど、ネットカフェに寝泊まりし、夏には路上生活をするなど、どん底の生活を続けます。
~つづく~
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